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岩崎 夏海
ダイヤモンド社
¥ 1,680
(2009-12-04)
コメント:最後は泣けました。
Amazonランキング:
21位
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ベストセラー本は基本的に読まない人間ですが、
今回は購入してみました。
というか、アニメ化にもなるというので、
先に読んでみようかと…
←いつもこんな理由です。
本当は電車の待ち時間に読もうと思ったんですけど、
家に帰ってから、一気に読み終わってしまいました。。。
流石ベストセラーなだけあります。
面白かったですね。
今更書くことでもないとは思うけど、この話は
野球部のマネージャーがドラッカー著作の本を参考にしつつ、
甲子園を目指すという青春系の物語です。
「野球部」という団体を一種の組織に見立てたりとか、
なかなか着眼点が面白いですよね。
勿論話の中に「ドラッカー」が出てきますが、
あくまでもフィクションで、
「マネジメント」のHow to本ではありません。
話の内容としては最後まで、
爽快感がありました。
夕紀に関しては途中、そんなフラグがあったので、
何となく予想はしてましたが、
最後はとにかく泣けました。
で、経営学については、
ドラッカーの本を読んだことは一度もないんですけど、
「なるほど」と思いましたね。
これは平社員である自分でも、少し応用できそうな内容です。
それに私は高校がそっち系(?)だったので、
マーケティングとかも少し勉強したことがあります。
今でも
「顧客が企業に対して、一番に求めているものは何か」
とか、そういうのを念頭に置きながら、仕事していたりもするし。
別に直接顧客と接したりするような仕事をしているわけではないんですけど、なるべくならその要望に応えたいなぁ、なんて思っていたりもするもので…。
結構そういった基本的な心構えのようなものは、組織の中にいる人間として、わりと役に立っています。
特に経営者、管理職の方なんかは
ドラッカーのこういう本、凄く役に立ちますよね。
下の人間(部下)を、上手く動かすためのヒントにもなると思うし。
何となく「ドラッカー」に興味が出てきたので、
機会があったら読んでみたいと思ってます。
ただ、この話のように、
現実ではなかなか上手くはいかないと思いますが……